映画 感想 「セッション」 J・K・シモンズ

whiplash原題:whiplash
製作年:2014年
監督:デミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー
    J・K・シモンズ
    メリッサ・ブノワ
   ポール・ライザー
    オースティン・ストウェル
満足度:★★★★+★半分

ドラマーを夢見て一流の音楽学校で学ぶアンドリューは、いきつけの
映画館で働く受付係に淡い恋心を抱きつつ、思いを打ち明けられない地味な
青年。ある日、学校一といわれる指導者に「自分のバンドに参加しないか」と
声をかけられた彼は、自分の音楽人生がスタートしたと有頂天になるが、それは
地獄の音楽人生の幕開けであった。ドラマ映画。

「母の愛を知らず育った内気な青年が、ドラムを通して様々な困難に立ち向かい
 成功への階段を駆け上がっていくまでを描いた壮絶な物語である。」 

というナレーションが聞こえてくるというか、「フルメタル・ジャケット」(87)の
ハートマン軍曹と、「少女に何が起こったか」(85)の石立鉄男を思い出す
猛烈に洗礼された大映ドラマのような物語でした(個人の感想なので・・・)

ドラマーも指導者も、どちらも「自分の為」だけに突き進んでいく姿が
潔く、「誰かの為に」という鬱陶しさがないので、より登場人物の
感情がみえやすい点がとても良かったです。

力強くラストまでもって行くわかりやすい脚本と
演技(JKシモンズの役はおいし過ぎ)を単純に楽しめる作品。

火薬や有名役者やCGなどの味付け不要な1本でした。

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映画 感想 「ザ・ウォーク」 ジョゼフ・ゴードン=レヴィット

the walk原題:the walk
製作年:2015年
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
   ベン・キングズレー
   シャルロット・ルボン
   ジェームズ・バッジ・デール
満足度:★★★+★半分


1974年、実際にワールドトレードセンターの屋上で綱渡りをした
フランスの大道芸人・フィリップ・プティが、どうやって計画を立て
実行したかという経過を映画化。伝記映画。

プティが気づき考え実行する姿を淡々と描いている「だけ」といえば
その通りなのですが、3D映画にありがちな「映像だけで中身なし」という
作品ではないので、観ていて面白かったです。
100%史実どおりではない部分があったにしても、これをきっかけに
プティについて知りたくなる吸引力もあるし、めまいがするような
映像も良かった。

とにかく地味なので、派手な映像・音響マジックにお金を払いたい
場合にはオススメ出来ませんが、一歩間違えば大事故(本人が死ぬ
だけでは済まない)と分かりつつ、ある意味夢がもてる時代の人の
話だな~と満足できた1本でした。

余:基本、純粋に芸に挑んだ外国人の視点で語られた
  期限無のパスの件は、邪推することなくせつなくなりました。

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映画 感想 「回転」 デボラ・カー

the innocents原題:the innocents
製作年:1961年
監督:ジャック・クレイトン
出演:デボラ・カー
   パメラ・フランクリン
    ピーター・ウィンガード
   マイケル・レッドグレイヴ
満足度:★★★★


田舎の広大な屋敷で幼い兄妹の世話をする事になった若き家庭教師。
最初は兄妹の愛らしさや環境に魅了されていたものの、ある日屋敷で
存在しないはずの男女を目撃。彼らが既に故人である事を知った彼女は
次第に兄妹がその霊に支配されている事に気が付く。心理幽霊映画。

地味ですが、じわりと怖い1本です。引き算が上手い。
なんだろ、ジョン・カーペンターじゃないけど、動かないでじっとしている
幽霊の方が、効果音バリバリでくるお化けより後を引く怖さがあると
いった感じでしょうか。思い出してドヨーンとなるタイプ。

ラストは好みが分かれそうですが(私は嫌)、古典として観ても
今の作品だと思って観ても、普通に面白い心理映画です。
派手な演出や映像に頼るホラー映画にはない魅力満載。

余:あのラストだと、家庭教師はどうなってしまうのだろう

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映画 感想 「クリムゾン・ピーク」 ギレルモ・デル・トロ

Crimson Peak
原題:Crimson Peak
製作年:2015年
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ミア・ワシコウスカ
   トム・ヒドルストン
   ジェシカ・チャステイン
   チャーリー・ハナム
満足度:★★

大富豪の娘イーディスは、父親に融資を申し込みに来た青年
トーマスと姉のルーシルと出会う。やがてトーマスと恋に落ちた
彼女は、父親の反対を押し切り結婚。しかし彼らが新婚生活を
送ることとなった屋敷は、人間ではない「なにか」が住む場所だった。
ファンタジー恋愛映画。

衣装も屋敷も、充分お伽噺要素を持った美しいものであり
それだけでも楽しめることは楽しめますが、基本ゴースト物
というよりただの恋愛映画であり、そこに新しさが
なかった事や、恐怖要素の少なさ、甘さ、メリハリの無さが飽きに
つながってしまい残念です。

ティーン向け話が少し大人向けになった程度。

余:親の財産を即処分とか、なんだかなぁ。

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映画 感想 「クリード チャンプを継ぐ男」 シルヴェスター・スタローン

Creed
原題:Creed
製作年:2015年
監督:ライアン・クーグラー
出演:マイケル・B・ジョーダン
    シルヴェスター・スタローン
    テッサ・トンプソン
    フィリシア・ラシャド
満足度:★★★

アポロ・クリードがドラゴに倒された後に生まれた息子アドニス。
幼少期に産みの母親に先立たれ、アポロの妻によって施設から
引き取られた彼は、その後不自由なく育つが、どうしても偉大な
ボクサーであった父親の姿を追い求めずにはいられないのであった。
プロボクサーとして父親と同じ土俵に立ち、自らの存在意義を
確かめようとする彼と、それをささえるべく動くロッキーの物語。ドラマ映画。

「ロッキー」シリーズのスピンオフ作品。
主役はマイケル・B・ジョーダンですが、主役以上に
自分が生み出した「ロッキー」というキャラクターを
大切に演じているスタローンが良かったです。
キャラと共に年老いていけるのは、幸せな事なんだと感じました。

ただ、ロッキーは常に愛が中心の映画なので(そう思うんだけど)
血のつながりだけではない愛の形を見られてよかった反面
アポロに愛人がいたという「いまさら!?」的設定+その子供を
引き取って正妻が養育する事に関しては個人的に
ファンタジーだなぁと感じました。

確か「2」(1979)で男女の子供がいたような気がしたのだけど
あの子達は親戚の子供かなんかだったのでしょうか・・・?

また、単純計算で32歳位の主人公がプロ中のプロに挑むには
ちと無理があるような。

ま、そんな事どうでもいいか。
私はロッキーシリーズが大好きです。

余:「ロッキーを励まそうぜ!」というシーンはちょっと恥ずかしかったです。

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映画 感想 「独裁者と小さな孫」 モフセン・マフマルバフ

the president原題:The President
製作年:2014年
監督:モフセン・マフマルバフ
出演:ミシャ・ゴミアシュビリ
   ダチ・オルウェラシュビリ
   ラ・スキタシュビリ
   グジャ・ブルデュリ
   ズラ・ベガリシュビリ
満足度:★★

とある独裁政権国で起きたクーデターにより
怒れる民衆から追われる事となった大統領と孫の
逃避行を描いたロードムービー映画。

基本、リアリティを追求し、善悪を問うというよりは
おとぎ話テイストでとぼけつつ、観客に問題を投げて終わりといった
タイプの作品だと思いました。
てっきりチャウシェスクか「クリスマス・キャロル」のような
話だと思っていたので、ちょっと拍子抜け。

綺麗に話が進む訳ではないし、物足りなさを感じる
場面もあり、個人的には相性が合わない1本でした。

観る人が観たら、興味深いのかも。

余:強風で飛ばないカツラ。あれ、凄いよ!

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映画 「ブリッジ・オブ・スパイ」 トム・ハンクス

bridge of spies原題:Bridge of Spies
製作年:2015年
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス
    マーク・ライランス
    エイミー・ライアン
    アラン・アルダ
満足度:★★+★半分


米ソ冷戦中、スパイ活動を行なっていた最中に拘束された
互いの捕虜を交換するため尽力を尽くした正義の弁護士
ジェームス・ドノバンの話。史実に基づいたヒューマンドラマ映画。

この史実に関して詳しくありませんが、たとえば
この映画を観た後、もっと知りたくなるほど興味深い
ものだったかと問われれば、ノーと答えるだろう映画でした。

牧師並みに正義に燃える弁護士の苦悩や苦労も
分かりにくかった。敵の捕虜を拷問せず、恐ろしく
人道的に扱うアメリカと、ゆるーくだけど拷問する
ソ連との差も納得出来なかった。
トム・ハンクスが優等生過ぎた。
前半、眠気を誘う時間のかけ方に対して、後半、肝心の
両国のやり取りは手に汗握らない展開だったし
終始おとぎ話のような雰囲気で、自分には楽しめない1本でした。

余:多分、いろいろ古臭く感じる演出があったからかな。

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映画 感想 「幸せをつかむ歌」 メリル・ストリープ

get ready for ricki原題:get ready for ricki
製作年:2015年
監督:ジョナサン・デミ
出演:メリル・ストリープ
   ケビン・クライン
   メイミー・ガマー
   セバスチャン・スタン
   リック・スプリングフィールド
満足度:★★+★半分

苦しい生活ながらも、自分は歌を捨てられないと
昼はスーパーのレジ打、夜はバンドのヴォーカルとして
オリジナルではなく他人の曲を歌って食いつないでいる
50過ぎの主人公。
ある日離婚した夫から、娘が重度のノイローゼで参っていると
電話を受ける。久しぶりに自分が夢の為に捨てた夫や
娘、息子と再会した彼女は、なにを思うのか。コメディドラマ映画。

まず、いくら芸能人とはいえ、65を超えたメリル・ストリープの
ブレイドヘアや、ブヨった腕やタトゥーを見た段階で
話に入れなくなる人がいそうだと思いました。
(実際、ビジュアルには無理があった・・・)

純粋にロックの話でもなく、家族愛というには
物足りなく、結局「ありの~ ままの~」(古い)でも
皆に愛される主人公のスーパーポジティブを愛でる
映画といった感じでしょうか。

ただ、頭からっぽで見る分には気楽な1本でした。
適度に笑えます。

余:娘さん・・・

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「映画の事」について
個人的かつ簡単な感想文
程度の内容です。
「何を観たか忘れないように」
書いてます。

ネタバレは極力ありませんが
「知りたく無かったよ!!」
なる可能性もあります・・
その点ご了承下さい。

評価は5段階
★5=最高!
★4=かなり良かった
★3=普通に観れた
★2=やや眠気
★1=睡魔との闘い
☆ =撃沈

基本B級好きなので、ツボがずれていると思います。
暖かい気持ちで読める方向け。
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kitt76

Author:kitt76
映画(洋画 邦画 B級問わず)
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過疎地帯を楽しみながら
飽きない限りのんびり追求。
「あばよ過去 よろしく未来」
で毎日過ごしております。

人それぞれ。個性ある限り
意見は様々。
見苦しい点はご勘弁。

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