映画 感想 「人魚伝説」  白都真理

人魚制作年:1984年
監督:池田敏春
原作者:宮谷一彦
出演: 白都真理
    清水健太郎 
    江藤潤
    青木義朗
満足度:★★★+★半分


原発誘致にゆれる漁村で漁師をしている夫を、誘致派の人間に
殺され、その罪を着せられた海女である妻が、復讐の鬼となって
誘致派に立ち向かう話。バイオレンスサスペンス映画。

普通に美人でスタイルが良い白都真理が、惜しげもなく
真っ裸になる事よりも、ラスト15分位の銛無双が
印象に残る映画です。
むちゃくちゃなんだけど、納得できるむちゃくちゃ。

えらいのんびりした前半と、急降下の後半の差が激しいですが
主人公が知力体力時の運を駆使して
ホラー映画か漫画のような展開を乗り越えていく姿に
感動すら覚えました。

もちろん、突飛な部分だけではなく、地味ではあるものの
場の雰囲気というか空気を良くつかんでいる映像も
楽しめます。

奇抜ではあるけれど、白都真理の気迫がなければ、ここまで
印象に残る作品にはならないんだろうなぁ。
(監督も撮影も一流ですが)

海女さんを怒らせてはいけないと知った1本でした。

余:白いソックスは脱いで欲しかったなあ、清水健太郎。

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映画 感想 「みな殺しの霊歌」 佐藤允

みな殺し制作年:1968年
監督:加藤泰
出演:佐藤允
    倍賞千恵子
    中原早苗 應蘭芳  菅井きん
    河村有紀 沢淑子 太宰久雄
石井富子
満足度:★★


身勝手な暇つぶしの材料として1人の青年を自殺に追い込んだ
5人の有閑マダム達を、逃亡中の殺人犯が惨殺していく話。

女が少年に近い年齢の男を強姦して遊ぶという設定も
変わっていますが、ショックで自殺した青年と声を交わす程度の
中である殺人逃亡犯である主人公が、仇討ちに出るというのも
不思議な設定だと思います。

この主人公は生きている状態の女性に対して
不能なのかなと思いました。もしくは、女性ではなく、同性に
愛情を持つ人なのかなと思いました。

まあ、そういう繊細な事を描く話ではなく、どちらかといえば
アサヒ芸能的な摩訶不思議な話です。
残虐な面をもつキチ〇イ主人公が暴走しまくるという
話です。警察も無能であり、被害者たちも油断しまくりです。
内容を観るというより、感覚的に観るという作品だと思います。

最終的に印象に残ったのは、5人の熟女達がお色気込みで
殺害される場面があるのに、何故か菅井きんだけ殺害後の
写真紹介で終わったという事でしょうか。

納得いかないな~

余:倍賞千恵子はある意味命拾いしたのかも

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映画 感想 「遊び」 関根恵子

asobi制作年:1971年
監督:増村 保造 原作:野坂昭如 「心中弁天島」
出演:関根恵子   大門正明 内田朝雄 杉山とく子
蟹江敬三 平泉征 松坂慶子 根岸明美
満足度:★★★+★半分

借金を抱えたままアル中で死んだ父親の代わりに、病気の姉と
内職で食いつなぐ母親を養わなければいけなくなった16歳の少女。
楽しみもなく、ただひたすら工場で働く彼女は、ある日2つ年上の少年
に声をかけられる。実は少年はヤクザであり、食い物にする目的で
近づいてきたのだが、純粋な少女と接するうちに考え方が変わってゆき・・
劣悪な環境でもがく若者同士が、短時間で爽やかに哀しく
燃え尽きていく様を描いた青春映画。

寝たきりの子供に「早く死んでくれ」と言い切るアル中の父親や
夫に逃げられた悲しみから、男を何人も部屋に引き入れる
アル中の母親、工場の稼ぎではやってられないとキャバレーに
職替する同僚、女をだましては食い物にするヤクザ。

その他モロモロ、正直終戦直後かよと言いたくなる
暗さの中、空気のように流される少年少女。

どこに共感していいかわからない救いようのなさですが
主役の関根恵子(高橋恵子)の16歳とは思えないみずみずしい
おばさんのような、幼女のような雰囲気と、オーバー
過ぎる大門正明の演技が、物語のダークな部分を
ぶっ飛ばしています。

テンポ良く進むので、観やすいです。
でも、こんな青春は嫌です。

余:蟹江敬三と平泉征のヤクザっぷり。

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映画 感想 「アイドルを探せ」 菊池桃子

sagase製作年:1987年
監督:長尾啓司
原作者:吉田まゆみ
出演:菊池桃子
   伊藤かずえ
   武田久美子
   竹本孝之
   池田政典
満足度:★★

憧れの一人暮らしを始めた大学生。
背伸びしたいお年頃の若者達が、恋や友情
出会いと別れを経て、少しずつ大人になっていく青春映画。

天然二股役を演じる菊池桃子に弄ばれる竹本孝之が
地元の女に襲われるシーンと(心の中で何度「逃げて~
 逃げて~」と叫んだか・・・)雨の中「バスローブ」で
単車に乗り、桃子を追いかける池田政典のシーンが
一番心に残りました。

まあ、面白い・面白くないというより、女子大生ブームだの
バブル時代の大学生がいかに中年くさいかを確認出来る
貴重な映画だと思えばアリな1本だと思います。

本当にいたんだよな、こういう学生・・・・

なお、同時上映は庄司陽子の「Let's豪徳寺!」。
(キョンキョン主演で「生徒諸君」も映画化してたし、凄いな、庄司陽子)

余:吉田まゆみさんや小森のおばちゃまのほうが、杉山清貴より
  演技が自然だったような

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映画 感想 「パンツの穴」 山本陽一

穴制作年1984年
監督:鈴木則文
出演:山本陽一
    菊池桃子
    田中浩二
    矢野有美
    山中康仁
    岩本宗規
満足度:★★★★

博多から多摩に転校してきた主人公と個性豊かなクラスメイト達の
恋と下ネタを直感的に描いた青春ドタバタコメディ映画。

起承転結、青春の1ページ毎にうんこが関わるという
珍しい作品です。美しい学園物ではありません。

コメディ色が強いので、大人の場合、観ていて疲れる事も
あるかもしれませんが、ツボな人には相当共感しながら観れる
貴重な青春映画(大林系青春とは大違い)だと思います。

女性陣のキャラや演技は、正直容姿の出来以外に個性がないので
印象に残らないのですが(ブス2人は除く)、うんこまみれで
かっこ悪いけど、クソ楽しい青春を謳歌するキャラをドンピシャで
演じる男性陣は良いですよ~。
女子側の青春じゃなくて、男子側の青春。
何もかも排泄してすっきり育て!といった感じ。

惜しむべきは、後半ややペースダウンしてしまった
ところでしょうか(個人的にクロロホルムシーンは
中学生の妄想を通り越して、ただの犯罪ネタ過ぎて
気持ちがなえた)
そこさえクリアすれば、地獄のロッカーまで最高です。

コメディだけど、がっつり青春。
やっぱ鈴木則文は面白いと思える1本です。

余:OSAMUGOODSのバッグとか!!あれ、まだ売っているのかな。

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個人的かつ簡単な感想文
程度の内容です。
「何を観たか忘れないように」
書いてます。

ネタバレは極力ありませんが
「知りたく無かったよ!!」
なる可能性もあります・・
その点ご了承下さい。

評価は5段階
★5=最高!
★4=かなり良かった
★3=普通に観れた
★2=やや眠気
★1=睡魔との闘い
☆ =撃沈

基本B級好きなので、ツボがずれていると思います。
暖かい気持ちで読める方向け。
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